アドセンス狩りの対策は?
被害後の対応方法について知りたい
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は実際にアドセンス狩りの被害に遭い、アドセンス広告が停止になった経験があります。
アドセンス広告が停止になった期間は約1ヶ月間で、その間のアドセンス収益は0円でした。
本記事でアドセンス狩り被害者を1人でも減らすことができれば幸いです。
- Googleアドセンスを利用している方
- アドセンス狩りの対策をしていない方
- アドセンス狩りの被害に遭った方
こういった方におすすめの記事です。
アドセンス狩りとは
まずはアドセンス狩りについて説明します。
- アドセンス狩りとは、第三者が意図的にアドセンス広告を大量クリックし、運営者にアカウント停止や広告の制限などペナルティが課されるように仕向けることです。
いきなりアカウント停止になることはほとんどなく、広告制限される場合がほとんどです。
アドセンス広告の制限期間は人によってバラバラで、数週間〜長いと数ヶ月に及びます。
被害状況
当ブログの被害状況は下記の通りです。
- アドセンス狩りに遭った日
11月13日 - 広告制限期間
11月15日〜12月12日
アドセンス狩りに遭った2日後から、約1ヶ月間アドセンス広告が制限されました。
その間のアドセンス収益はもちろん0円です。
次にアドセンス狩りの被害に遭わないための対策をご紹介します。
アドセンス狩りの対策4つ
アドセンス狩りの被害に遭わないための対策は下記の4つです。
- プラグイン「AdSense Invalid Click Protector」の導入
- GoogleアナリティクスとGoogleアドセンスを連携
- アドセンス管理画面を毎日チェック
- SNSの運用に注意
それぞれ解説します。
①プラグイン「AdSense Invalid Click Protector」の導入
プラグインの「AdSense Invalid Click Protector」を導入しましょう。
本プラグインは「①何時間以内に、②何回アドセンス広告をクリックしたら、③何日間アドセンス広告を非表示にするか」を設定できるプラグインです。
アドセンス狩りの手法はアドセンス広告の大量クリックなので、本プラグインの効果は絶大です。
おすすめの設定は下記の通りです。
- 1時間以内に
- 5〜10回クリックされたら
- 5〜7日間非表示
あなたのお好みで変えてOKです。
②GoogleアナリティクスとGoogleアドセンスを連携
次にGoogleアナリティクスとGoogleアドセンスを連携しましょう。
連携することでGoogleアドセンスに不正クリックを報告をする際、より詳しいデータを報告することができます。
具体的な連携手順は下記の通りです。
STEP1:Googleアナリティクスにログインして、管理>アカウントを選択>プロパティ>AdSenseのリンク設定の順にクリックします。
STEP2:新しいADSENSEリンクをクリックします。
STEP3:AdSenseプロパティの選択を行い、続行をクリックします。
STEP4:アナリティクスビューを選択し、リンクを有効化をクリックします。
以上でGoogleアナリティクスとGoogleアドセンスの連携は完了です。
③アドセンス管理画面を毎日チェック
毎日アドセンス管理画面でPV・CTR・CPCをチェックしましょう。
- PV:ページビュー
- CTR:クリック率
- CPC:クリック単価
毎日チェックするメリットは下記の通りです。
- 平均値の感覚が掴めるので、異常値に気づくことができる
- アドセンス狩りに素早く対応できる
少々面倒臭いですが、必ずチェックしましょう。
④SNSの運用に注意
TwitterやInstagram等のSNSの運用に注意しましょう。
下記に当てはまる方はアドセンス狩りに遭う可能性が高いです。
- Googleアドセンス合格をSNSで報告
- サイトのPV数・収益をSNSで報告
アドセンス狩りはあなたに対する妬みが原因の「嫌がらせ」です。
SNSでブログの成果報告をする際は、アドセンス狩りの対策をしっかりとしましょう。
被害後の対応方法2つ
アドセンス狩り被害に遭ってしまった場合の対応方法は下記の2つです。
- Googleアドセンスに不正クリックを報告
- 該当するIPアドレスをブロック
それぞれ解説します。
①Googleアドセンスに不正クリックを報告
まずはGoogleアドセンスに不正クリックを報告しましょう。
入力項目は下記の通りです。
- 氏名
Googleアドセンスに登録している氏名 - メールアドレス
Googleアドセンスに登録しているメールアドレス - サイト運営者ID
GoogleアドセンスID「pub-●●」 - 広告コードが表示されているURL
自分のサイトURL - トピック
「アカウントで発生する通常とは異なる動作をレポートする」 - クリックが発生した日時
無効なクリックが発生した日時 - 無効なクリックの疑いがあることを示す該当部分
管理画面で異常値が確認できる該当箇所のスクリーンショット - 不正な操作の原因と考えられる疑わしいIPアドレス、参照URL、リクエストに関して、お客様のウェブサイト、モバイルアプリ、YouTubeチャンネルのトラフィックログやレポートのデータをご記入ください。
可能な限り入力
できるだけ詳細に入力して報告しましょう。
②該当するIPアドレスをブロック
次に不正クリックをしたIPアドレスをブロックしましょう。
不正クリックをしたIPアドレスの特定には「リサーチアルチザンプロ」というツールを使います。
こちらのツールは有料ですが、月間PV数が30万以下のサイトであれば料金は毎月660円程度です。
お財布に余裕がある方は導入をおすすめします。
IPアドレスが特定できたら、プラグイン「WP-Ban」で該当IPアドレスをブロックしましょう。
まとめ:【完全版】アドセンス狩りの対策と被害後の対応【体験談】
今回はアドセンス狩りの対策と被害後の対応について解説しました。
長くなったので最後にまとめます。
アドセンス狩りの対策は下記の4つです。
- プラグイン「AdSense Invalid Click Protector」の導入
- GoogleアナリティクスとGoogleアドセンスを連携
- アドセンス管理画面を毎日チェック
- SNSの運用に注意
被害後の対応方法は下記の2つです。
- Googleアドセンスに不正クリックを報告
- 該当のIPアドレスをブロック
Googleアドセンスを利用している人は誰でもアドセンス狩りの被害者になる可能性があります。
まだ対策をしていない方は早めに対策をしておきましょう。